サービス一覧

さのBLOG

OHANAを法人化した理由

代表の佐野です。

突然ですが、こども食堂を運営する団体さんって、現時点ではボランティア団体がほとんどだと思います。

もしくは、飲食店のオーナー様とか。

 

私もこども食堂の話が本格的に進みそうになった際、個人事業主のような立場にすべきか、法人格を持たせるべきかとても悩みました。

会社経営している主人は「法人化すべき」と即答。

事業継承時からお世話になっている顧問税理士さんに相談した際にも「どう考えても法人化すべきでしょう」と念を押されました。

※余談ですが、顧問税理士さんのベンチャーサポート税理士法人さんはとっても頼れる税理士事務所さんです。

何より、明確な経理を追求してくれます。

会社を守る上で法令遵守や明確な経理は大切。

自信を持ってオススメできる税理士さんです。

 

結局、「合同会社」という1番資金がかからない法人設立にしましたが、それだって、決断するのは時間がかかりました。

なぜなら、登記費用や法人税などの資金面が心配だったから。

  

よく、株式会社は1円から設立できると言いますが、それは出資金のこと。

法人設立する際にはミニマムコストとして登記手数料などがかかります。

株式会社の場合は税理士さんに頼む、頼まないに関わらず約20万円のミニマムコストがかかります。

以下、ベンサポさんHPより。

DC0FDB81-FAE3-4E50-B46E-D12345A9065B.jpeg

自分で登記手続きやってもかかるんですよ?

20万円あったら色んなことできるって思いません?

ちなみにNPOだって設立費用安くないです。

最初にある程度まとまった資金が必要な訳です。

 

そして、それに加えて株式会社、合同会社などの営利法人の場合は、例え営業成績が赤字であっても、均等割の地方法人税など最低約7万円ほど納税しなくてはなりません。

赤字でも毎年7万円かかるんです。

7万円、大きくないですか?

※NPO法人の場合は免税対応されますが、私には到底NPO法人を立ち上げられるような資金も時間もありませんでした。

 

加えて、私は元々が労務・経理畑出身ですのでそこまで負担ないですが…

毎月の源泉税の納付、業務委託契約書管理、毎月の仕訳業務、資金繰り・現金管理、会計書類作成、個人情報保護はじめリスクマネジメント

というような事務作業、慣れないと時間かかる上に、これを怠ると会社経営すぐ破綻するんですよ。

特に、源泉税の納付は待ったなしですからね。

納期限すぎたら少なくとも年7.3%の日割延滞金かかります。

年7.3%って…と思われたでしょう?

これ、納期限から2ヶ月過ぎたら年14.6%とかになります。

恐ろしいんですよ、源泉税って。

  

と、こんなデメリットにしか思えない事ばかりなのに、結局は合同会社とした理由…それは

社会的な信用

そのために投資し、体制を整えました。

  

こども食堂を運営する上で私がリスクだと考えたことは次の事です。

①食品衛生リスク

こども、特にOHANAは乳幼児も食べられるこども食堂を目指していますから、食中毒なんて持っての他!

食品衛生管理者の配置は当然、メニューの選定や調理スタッフの細菌検査など、「会社としてルールを定める」ことが重要だと考えていました。

これ、誰がリーダーなのかはっきりしない集団だと、収集つかない上に責任の所在が明らかではないですよね?

それではお話にならないと考えていました。

  

②人事管理リスク

OHANAはボランティアスタッフさん1人1人と業務委託契約書を交わしています。

つまり、お願いするサポート内容や指示出し、報連相や機密事項保持などについて、書面で割とバシッと決めているんです。

そして、スタッフ研修も必要に応じて行っています。

なぜなら、ボランティアスタッフさんをはじめ、これから私と関わってくださる方々と私の「常識」は同じではないだろうから。

  

「常識」って案外難しいもので、人が多く集まれば集まるほど、いろんな「常識」が溢れていきます。

ある人はこれが良かれと思って行動した、でも、別の人にとってはそれがとんでもないことだった…そんな事態が発生する状況が目に浮かんでいました。

特に、こども食堂には色々な背景をお持ちの来場者さん達がいらっしゃることが予想されます。

であれば、個人情報保護などの管理という側面からも、会社が人事権を持って統括する事はとっても大切なことだと考えました。

  

とは言え、できるだけボランティアスタッフさんたちの得意なこと、力を入れたいことに関わっていただけるようにともちろん思っています。

食品衛生と同じで、責任の所在や管理体制の整備は必須と思ってのことです。

  

③個人情報保護、機密事項保持

これは上記①②とほぼ同じですね。

何かあったからでは遅いのです。

OHANAとしてISO取得は考えていませんが(コスト的に厳しいので)、いつISO申請に踏み切っても大丈夫なように体制は整えて運営しています。

 

結局はすべて、OHANAを守るため。

OHANAが永く継続していけるため。

  

そう思っての法人設立でした。

  

物事を始める際に、熱意でバーっと行動するのって大切なことだと思います。

でも、今はもう令和ですからね

リスクマネジメント、いつも念頭に置いておきたい事項です。

  

…ブログ、やっぱりジュゲム使うべきか…

悩んでおります(^◇^;)